店頭特集「フランスの女性シンガーたち」

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夏から秋へ、そんな季節の変わり目には、ちょっとクールなフランスの女性シンガーを聞いてみませんか

フランソワーズ・アルディ『フランソワーズ』73年日本盤 LP 1,700円 60年代から活躍し、知的な容姿とアンニュイな雰囲気で人気のあったアルディの編集盤。「さよならを教えて」「もう森なんか行かない」などのヒット曲や、自らが作った「人生は風のように」「ひとりぼっち」「蒼ざめた時間」「もしも…」を収録している。

シルヴィ・ヴァルタン『スペシャル24』76年日本盤 LP 1,200円 アメリカン・ロックのカヴァーからスタートしたハスキー・ヴォイスのシンガー:シルヴィの編集盤。シャルル・アズナブールが作詞した「アイドルを探せ」、男声ナレーションが入る兵士たちへの挽歌「悲しみの兵士」、68年自動車事故からのカムバック第1弾となった「あなたのとりこ」など24曲を収録。

ブリジット・フォンテーヌ『ラジオのように』92年日本盤(オリジナルは69年)CD 1,300円 前衛演劇から音楽に転向したブリジット、シカゴの前衛ジャズ・グループ:アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、アルジェリアのパーカッショニスト:アレスキーの3者が出会って出来た、シャンソンからもジャズからもはみ出た異色の名盤。 呪術的なサウンドの中をクールなささやくような声が響く。

ジェーン・バーキン『ベスト』99年日本盤 CD 1,200円 ロンドン生まれながらセルジュ・ゲンスブールのパートナーとしてフランスで活躍したジェーンの編集盤。官能的な「ジュ・テーム・モワ・ノン・ブリュ」が知られているが、ブラームスの交響曲第3番第3楽章のロマンティックなメロディに、自動車名など無機質な歌詞を儚げに唄う「バビロンの妖精」も絶品。

クレモンティーヌ『パリス・ウォーク』93年日本プロモ盤 CD 1,000円 親の転勤で世界中に移住し、ボサノヴァ的な歌も得意とするクレモンティーヌの4作目。”ドクター・ジャズ”と言われる米シンガー・ソングライター:ベン・シドランの曲を取上げたアルバムで、ベンも2曲でデュエットするジャズ的な作品

バルバラ『ベスト・オブ・バルバラ』96年日本盤 CD 1,000円 黒い衣装にショート・ヘアの独特の風貌で知られるフランスのシンガー・ソングライター:バルバラの編集盤。「黒いワシ」「パリとゲッティンゲン」「ナントに雨が降る」などの曲を収録している。「死にあこがれて」を始めとして彼女の歌には”死”へのこだわりが見られると共に、”深さ”を感じる。

ミレイユ・マチュー『ミレイユ・マチュー』73年帯付日本盤 LP 1,000円 16歳の時に”ピアフの再来”と言われた実力派シンガー:ミレイユの73年作の1つ(原題は『ラ・パロマ・アデュー』)。彼女はヨーロッパでの人気は絶大で、”最も多くのシャンソン・アルバムを出した歌手”と言われている。

ダニエル・ヴィダル『ゴールデン・プライズ』70年帯付日本盤 LP 1,000円 70年代初頭に日本でのフランス語ポップスの浸透に貢献したモロッコ生まれの歌手:ダニエルの編集盤。「天使のらくがき」「カトリーヌ」など日仏両国語で収めている。

その他にも、ザズ、クレール・エルジエール、ジュリエット・グレコ、ヴェロニク・サンソン、エディット・ピアフ、リシュエンヌ・ボワイエ、コラ・ヴォーケールを揃えています。

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