店頭特集「夏はラテンだ!【第2弾】」

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暑さは一段落ですが、まだまだ夏は続きます。 第2弾はブラジル音楽です。

カルトーラなど『エスコーラ・ジ・サンバの真髄①マンゲイラ』80年日本再発盤(オリジナルは74年) LP 1,500円 サンバ・チームの一つ:マンゲイラの人たちの歌唱を集めた日本編集盤。カルトーラ、ネルソン・サルジェント、カルロス・カシャーサらの名唱を聞くことができる。

ジョルジ・ベン『アフリカ・ブラジル』77年日本盤(現地盤は76年) LP 4,000円 ブラジルのファンキー・ミュージシャンの傑作アルバム。サンバ+ファンキー・ロックのサウンドが詰まっている。サンバでもボサ・ノヴァでもMPBでもないブラジルがここにある。「タジ・マハール」はロッド・スチュアートが盗作問題を起こした曲。

エリゼッチ・カルドーゾ『ジョアン・カエターノ劇場のエリゼッチ・カルドーゾ』94年日本盤(別売されたオリジナル・アナログ盤は68年) CD 2,800円 ”フランスにエディット・ピアフが、ポルトガルにアマリア・ロドリゲスが、そしてブラジルにはエリゼッチ・カルドーゾがいる”と言われた名歌手の一世一代のライヴ2枚組。ジャコー・ド・バンドリンらの名演をバックに唄う「丘の上のあばらや」は一度は聞いておきたい絶唱。

カエターノ・ヴェローゾ『シルクラドー』91年日本盤 CD 1,200円 トロピカリズモの時代から今日までブラジル音楽をリードしてきた巨人の、アート・リンゼイ制作による第2弾。ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、坂本龍一らと共演しながら繊細な歌を聞かせる。

ベッチ・カルヴァーリョ『すばらしき世界』92年日本盤(オリジナルは76年) CD 1,000円 70年代サンバの立役者だったベッチのRCAレーベル移籍第1弾。カルトーラ、イズマエル・シルヴァらの名曲を取上げ、ネルソン・カヴァキーニョは彼女のためにギターを奏でている。彼女のサンバに対する想いがこもった名盤。

ジョアン・ジルベルト『三月の水』03年日本盤(オリジナルは73年) CD 800円 これまたボサ・ノヴァの生みの親の一人:ジョアンが渡米時に録音した数少ないアルバムのうちの一枚で彼の代表作。シンバルのみを伴いギター弾き語り独自の世界を展開する。ブラジルの秋の訪れを描いたジョビン作の「三月の水」は繰り返しが不思議な感覚を呼び起こさせる。

アントニオ・カルロス・ジョビン『タイド(潮流)』75年再発米盤(オリジナルは70年) LP 800円 ボサ・ノヴァの生みの親の一人:ジョビンがCTI(A&M)レーベルに移籍して出したインストルメンタル作の2作目。「イパネマの娘」などを収録。アレンジはデオダート。

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