店頭特集「夏はラテンだ!【 第1弾 】」

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夏の暑さはラテンを聴いて吹っ飛ばそう! 第1弾はサルサ、キューバ、ソカなどです。

ファニア・オール・スターズ『ライヴ・アット・ヤンキー・スタジアム(第1集)』75年オリジナル米盤 LP 1,200円 サルサのレーベル:ファニア所属のミュージシャンたちによる73年ライヴ。観衆がフィールドになだれ込んで途中で中止になったいわく付のライヴ。出演者は超一流で、サルサが最も盛り上がっていた頃の記録。

レイ・バレット『期待の明日:レイ・バレット・ライヴ』76年日本プロモ盤 LP 2,000円 ヤンキー・スタジアム・ライヴにも参加していたコンガ奏者の76年ライヴ2枚組。17人のバンドにゲストが参加する。ゲストはルーベン・ブラデス、ティト・プエンテなど。

マチート『ソウル・オブ・マチート』94年日本再発盤(オリジナルは68年) LP 1,200円 マンボやチャチャチャの時代からニューヨーク・ラテンに君臨した歌手&バンド・リーダー:マチートのヒットした「アオラ・シ」をフューチャーしたアルバム。この頃はブーガルーを演奏していた。

アロウ『オーラ・ソカ』89年英盤 LP 1,400円 小アンティル諸島の英領モンセラト島出身ながら本場トリニダートでマンネリ気味だったソカ(=ソウル・カリプソ)を、脱皮させて明快なダンス音楽に仕立てたアロウの記念碑的アルバム。レゲエまで取り込んでいる。

アルセニオ・ロドリゲス『レジェンド』95年米盤(オリジナルは63年) CD 1,000円 アフリカン・キューバ音楽の巨人が渡米後コロンビア系レーベルに残した唯一作で、最もアフリカ色が出ている異色作。強烈なリズムに彼のトレスが響く。時折入る彼のダミ声も、これまた強烈。オリジナルのタイトルは『キンテンボ』

ベニー・モレー『ザ・モスト・フロム・ベニー・モレー』90年米盤 CD 600円 キューバ音楽史上最高のヴォーカリストと言われるモレーの55~57年録音の編集盤。艶のある美声とビートの効いたものからボレーロまで唄いこなす表現力を持ち作曲の才にも恵まれていた。本作には「フランシスコ・グァヤバル」などのヒットを収録している。

オマーラ・ポルトゥオンド『バラブラス』97年日本盤 CD 1,300円 ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブにも出演していたキューバ屈指の女性歌手:オマーラが渡欧時にスペインで録音したアルバム。彼女が得意とするフィーリン(キューバのボサノヴァとも言われる)感覚の歌が中心となっており、シットリとした雰囲気のアルバム。

アダルベルト・アルバレス『ミ・リンダ・アバネーラ』05年キューバ盤(日本語解説、帯付) CD 1,300円 70年代後半からキューバ音楽を支えてきたピアニスト、コンポーザー、バンド・リーダーのアルバレスが2000年代に入って出した2作目。偉大なるキューバの先達チャポティン&クニーの「抑えてくれ」などでキューバを代表する音楽:ソンの醍醐味が味わえる。

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