雨に関する歌の特集です。曲中に雨音が入っている曲もあります。
カスケーズ『悲しき雨音』71年日本再発盤 LP 1,800円 雨と言えばこの歌、雷の音で始まるイントロが印象的なヒット曲。爽やかなコーラスを聞かせる5人組米ヴォーカル・グループの1作目。ジャケットは雨雲でしょうか?
ロネッツ『グレーテスト・ヒッツ』90年イタリア盤 LP 1,600円 フィル・スペクターがプロデュースして60年代に活躍した3人組。「ビー・マイ・ベイビー」「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」と共に、雨音入りの「恋の雨音」など14曲を収録している。キース・リチャーズや大瀧詠一らが彼女らのファンだったのは有名。
エロル・ガーナー『プレイズ・ミスティ』日本再発盤 LP 900円 大衆的人気のあったピアニスト:ガーナーの最大のヒット曲が「ミスティ」。クリント・イーストウッドの映画『恐怖のメロディ』で使われたことでも知られる。そのバラード「ミスティ」などで、右手のシングル・トーンと左手のリズムによる独特の奏法を聞かせる。この盤のみ雨関連ではないが、窓にかかる水滴のジャケットが雨の季節にピッタリ。
ホセ・フェリシアーノ『10 トゥ 23』69年米国オリジナル盤 LP 800円 プエルトリコ生まれの盲目のシンガー&スパニッシュ・ギターの名手:フェリシアーノの英語版5作目。ヒットした「レイン」(雨のささやき)や「ヘイ・ジュード」「レディ・マドンナ」を取上げ、憂いのある歌声と素晴らしいギターを聞かせる。
キャット・スティーヴンス『ティーザー・アンド・ザ・ファイアーキャット』71年日本盤 LP 1,300円 ギリシャとスウェーデンの血を引くシンガー・ソングライターの5作目。ヒットした「雨にぬれた朝」や「ムーン・シャドウ」「ピース・トレイン」などを繊細かつエキゾチックに唄う。
アフロディテス・チャイルド『雨と涙…「アフロディテス・チャイルドの軌跡」』77年日本盤 LP 1,800円 ヴァンゲリス(・パパサナシュー)がリーダーだったギリシャのプログレッシヴ・ロック・グループの3枚のアルバムから編集された盤。本作はデミス・ルソスの優し気なヴォーカルを中心としている。
ビリー・トーマス『雨にぬれても』69年日本盤 EP 700円 ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス主演の映画『明日に向かって撃て』のサントラ盤。バート・バカラックが作曲を担当。自転車のシーンが思い出される歌。
ゲザ・アンダ『ショパン/24の前奏曲』78年日本盤 LP 500円 第15番が「雨だれ」として知られるショパンの器楽曲。ハンガリーのピアニスト:アンダの59年録音の演奏で。
クラウディオ・アラウ『ショパン/24の前奏曲』89年日本盤 CD 1,000円 こちらはチリの巨匠:アラウの73年録音盤で。
プリンス『パープル・レイン』89年日本盤 CD 900円 謎めいた天才:プリンスの6作目。彼自身主演の同名映画のサントラ盤。24週全米NO.1というビッグ・ヒットとなったアルバム。シングルでは「ビートに抱かれて」「レッツ・ゴー・クレイジー」「パープル・レイン」「ダイ・フォー・ユー」の4曲がトップ10ヒットとなった。
カーペンターズ『コレクション・オブ・マスターピーシズ』CD 600円 カーペンターズの編集盤。「雨の日と月曜日は」など代表曲20曲を収録している。