春に聞きたい音楽&春ジャケ

投稿日

春はもうそこまで来ています。そこで春に聞きたい音楽と春ジャケの特集です。

ブロッサム・ディアリー『ワンス・アポン・ナ・サマータイム』日本再発盤 LP 1,500円 やさしくささやくような声のシンガーの58年の3作目。デリケートな唄い方が春の訪れを告げているようです。ギター・トリオをバックにピアノを弾きながら唄う曲は「二人でお茶を」「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」やミシェル・ルグラン作のタイトル曲など。小鳥が飛んでいるようなジャケットも春らしい。

リンダ・ルイス『ラーク』 日本盤 CD 1,000円 ジャマイカ系英国人シンガー・ソングライターの72年に出た3作目。5オクターヴあると言われる高い声でフォーク、R&B、ワールド・ミュージックを合わせた様な曲を唄う。タイトルどおり正にひばりの様な歌声。日本では辛口解説の中村とうよう氏が絶賛したことにより人気が高まった。

ヴァシュティ・ブニヤン『ジャスト・アナザー・ダイアモンド・デイ』 英・再発盤 LP 4,700円 長らく70年発売の本作のみで”幻のシンガー”と言われたシンガー・ソングライターの作品。英トラッド・ロックのフェアポート・コンヴェンションを世に出したジョー・ボイドのプロデュースで、サイモン・ニコル、デイヴ・マタックス、ロビン・ウィリアムソンが参加している。シンプルな演奏をバックに淡々としたくすんだ雰囲気で唄い、メルヘンの世界を思わせる。動物たちのイラストも愛くるしい。

フン・タン『夢の成る木(ベトナム民謡集)』フランス盤 CD 1,200円 パリを中心に活動するベトナムの歌姫の2010年に発売されたルーツ回帰のアルバム。琴、胡弓などベトナムの伝統楽器をバックにやさしいコブシを聞かせる。本作はミュージック・マガジン誌の2011年ベスト・アルバムでワールド・ミュージック部門5位となったアルバム。梅と鶯の様なイラストとピンクの服が春らしさを感じさせる。

イ・ムジチ合奏団『ヴィヴァルディ/四季』日本再発盤 LP 700円 本作に収められているのは春だけではありませんが、春となるとこの協奏曲第1番ホ長調「春」を聞きたくなります。ヴァイオリンはフェリックス・アーヨで55年録音の世に広く知れ渡った名演奏です。

マリー・マクレガー『トーン・ビトゥイーン・トゥー・ラヴァーズ』米オリジナル盤 LP 800円 P.P.M.のピーター・ヤーロウに見出されてデビューしたシンガー・ソングライターの76年の1作目。ヤーロウが作者に名を連ねるタイトル曲(邦題は「過ぎし日の想い出」)は全米No.1となった。素朴なバックに清楚な声が響き、春聞くにはピッタリ。彼女が水辺にたたずむジャケットも春っぽい。録音はマッスル・ショールズでデイッド・フッド、ロジャー・ホーキンス、バリー・ベケットらがバックを務めるが泥臭い音ではない。プロデューサーはヤーロウとベケット。

柏原芳恵『春なのに』LP 600円 ある世代にとって”春”と言えばキャンディーズの「春一番」とこの曲を思い出す。本作は全曲が中島みゆきの作詞・作曲で羽田健太郎や服部克久らが編曲を担当している。卒業を思い起こさせるジャケットがまぶしい。

コメントは受け付けていません。