店頭特集「ノーマン・シーフが撮影したジャケット」

投稿日

年明けは、アメリカの写真家で人物の個性をうまく引き出した写真のジャケット制作で定評のあるノーマン・シーフのジャケットを並べました

マイケル・ディナー『ザ・グレイト・プリテンダー』LP 1,500円 マイルドで落ち着いた声のシンガー・ソングライターの1作目。当時のロス周辺の有名なミュージシャンたちがバックを務め、さわやかで気持ちの良いサウンドを聞かせる傑作。ややセピア色で優し気な雰囲気を出している。

ガスリー・トーマス『Ⅰ』LP 1,000円 ウディ・ガスリー~ジャック・エリオットの流れを汲むフォーク系シンガー・ソングライターのメジャー1作目。メロディが明快なホーボー・ソングを唄う。煙草をくわえ、飄々とした感じである。

リビー・タイタス『リビー・タイタス』LP 2,000円 コケティッシュなシンガー・ソングライターの2作目。エリック・カズとの共作「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」で知られるが、本作ではアル・クーパー、ハース・マルティネス、カーリー・サイモンとの共作も聞ける。バック陣も充実した好盤。彼女はレヴォン・ヘルムと結婚していた時期がありエイミー・ヘルムの母親である。魅力的なジャケットである。

ジョージ・ガーデス『オビチュアリー』LP 1,900円 ギターとハーモニカを演奏しながらフォーク・ブルース的な曲を悲し気な声で唄う。その内面を映し出しているような沈んだ表情を捉えている。

ハース・マルティネス『ハース・フロム・アース』LP 4,200円 懐かしさを感じさせる楽曲を癖のある声で唄うハースの1作目にして名盤。プロデューサーはザ・バンドのロビー・ロバートソン。海の中から湧き出てきたようなジャケットは、強い個性の音楽と共に印象的である。

 

コメントは受け付けていません。